雑多 | ナノ


▼ 暗黙了解(銀魂)

煙の匂いがそこらからしていた
万屋は誰も煙草など吸わないから煙には敏感だ
しかも真下で焚かれては燻されてしまうような気分になる
しかし誰も文句は言わない
時々、煙いなぁ。煙いですね。煙いアルとあまり気がない会話が繰り広げられるだけだ

「新八の所は焚かないアルか?」
「今日帰ったら姉上と焚きます。神楽ちゃんは?」
「焚いてもマミーが此処わかるかわかんないから焚かない」
「銀さんは?」
「あーん?焚く場所なんかねえだろ。それに相手もいねえよ」

それは嘘だと知っているが口には二人とも出さない
誰にでも不可侵領域はあるのだから
ただ窓辺にキュウリで出来た馬はその本人が作ったのは二人とも知っていた


***
皆痛みかかえてるけどおおっぴらにはいわない

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