Title:青い髪を持つ彼と
お姉さまは!番外編
「黒子!」
「青峰か」
「おう、相変わらずテツと似てるな」
「そんなに似ているか?」
「ああ。中身は赤司だけどな」
「そうか。テツヤに似ているのか……」
(なんでこいつ笑ってんだ…?)
「青峰は……。そうだな、ウニっぽい」
「は!?ウニ!?なんでウニなんだよ!」
「ツンツンしてて黒いところだな」
「黒いのが一番のポイントなんだろ!?あ!?」
「うるさいぞ、ウニ峰。少しは静かにできないのか?」
「クソ…!お前なんか赤司だ!赤司!」
「そんなに私は赤司に似ているか?」
「ああ、無愛想なところとか冷たい目とかな」
「ふうん、要は冷たい人間と」
「おう」
「だ、そうだ。赤司」
「あれ、気づいていたんですか」
「ゲッ!赤司!?」
「私はちゃんと視ているからな。で、私と赤司が冷たい人間なんだったかな?」
「ほう…。青峰はそう思っているのか。面白い」
「いやお前薄ら笑い浮かべながらハサミ持つな!!ちょ、黒子も押さえつけんなあ!!」
(愉快、愉快)
(本当、黒子先輩は面白いな)