世界はそれをストーカーって呼ぶんだぜ?×6.5(おまけ)


「もうほんっと俺の彼女は可愛すぎっス!」

「うぜえ…」

「うざいですね」

「何?黄瀬ちん彼女ができたの?」

「これっス!」

「へえ〜よく分かんね」

「なんで分かんないんスか!?この可愛さ――」
「き、黄瀬君遅くなってごめんね!!お弁当が……っあ、黒子君こんにちは」

「こんにちは。何か雰囲気が変わりましたね」

「そうかな?あれ、黄瀬君何見て―――」
「弁当ありがと。はい、帰った帰った」

「な、なんで!?私、練習を観たいです!」

「なあ、テツ。黄瀬ってあんなつんけんしてんのか?」

「あれですね。男子小学生が好きな子に素直になれないっていう…」

((……ガキか))


「そんなこと言うなら、お弁当は紫原君にあげますから!!」

「わーい、ありがと〜大好き」

「なっ、紫原っちにあげないでほしいっス!」

「ケチな黄瀬君にはあげませーん。べー」

(あ、今の可愛い)

「どうした?テツ、腹が痛いのか?」

「青峰君は一生恋心が分かりませんよ」

「は!?んだと!?」

「賑やかだな」

「うるさいのだよ。こっちはさっさと練習を始めたいのに」

こんな毎日がずっと続きますように