!とある会長の観察(妄想)日記
今日の田中君、ちょっと髪がぼさぼさ。あー、指摘して直したい…!
あわよくばそのちょっとツンとした柔らかな猫っ毛を触りたいっ…!
そんな欲望はメモに書きこんでいく。あ、もちろん腐っている目線で。
『栄司、寝癖ついてるぞ』
『どこ?』
『ここ……よし、直った』
『ありがとな、高尾』ここで口付け
『栄司っ…』高尾、顔を赤らめる
『可愛いな、僕の高尾は』
『〜〜っ!栄司のばか!』
あああああたぎってくる!!!!実際は、緑間君が教えて自分で直していましたけども!私は!高尾君受けが美味しいと思います。
誰にも見られないように、カリカリと書いていく。あっという間に妄想を吐き出し、すっきりして脳内メモリーに保存。
これを個人創作サイトで書いていくのだ…!
「あ、購買行かない?」
「う、うん!いく!」
慌てて返事をして、ノートを鞄に入れ財布を手に取り着いて行った。
「最近さ、クラブ活動に熱心だね?」
「楽しいからね」
「ふーん。そんなに田中君カッコいいかなあ?」
「カッコいいよ」
困っている時に助けてくれるとか、剣道をしている時の真剣な眼差しとか。
あと高尾君をめちゃくちゃにしちゃうところとか!(妄想内で)
「なーにニヤニヤしてんの?おーしーえーて!」
「秘密!」
そう、知られてはいけない秘密なのだ。
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