きみと歩ける喜びを
屋上にて逝去の後日談
例の如く、俺達は屋上に集まって昼飯を食べていた時みのりが喚いた。
恋人になったのはいいけど、まだちょっと個性的というか……まあ、そこが好きなんだけど(これを言ったら黒子っちに『爆発しないんですか?』と聞かれた。泣いた)。
「くっ……僕の命令が聞けないのか黄瀬!」
「嫌だ、ていうか、いい加減涼太って呼んでよ」
「聞けよ馬鹿ばか!ふん、涼太って呼ばない!」
「ええ!?」
「黄瀬君、目障りです」
「黒子っち、シンプルにヒドイっス……!」
みのりのお世話をしながらさらりと突っ込む黒子っち……怖すぎる。当の彼女は、ご立腹で唇を尖らせてこっちを見てくれない。…ムカつく。
ちなみに、命令とは
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