ゆずまこが前提のおはなし
【日焼け止めってアレに似ててなんか卑猥だよね。もちろんアレはアレだよ、アレ】
シャカシャカシャカシャカ
「何振ってんだよ渚」
シャカシャカシャカシャカ
「何って、今日は紫外線が強いから日焼け止めを塗ろうと思って!」
シャカシャカシャカシャカ
「女子か」
シャカシャカシャカシャカ
「もーそんなこと言わずに、ゆずこちゃんにもほら、顔に付けたげる!」
シャカシャカ……
「いやいらねえって、べたべたするし」
「遠慮しないの!ほら、あッ!?」
「渚君、柚子先輩!早くして…くだ………………」
「怜?どう、し………………」
「な、なななにやってるんですか渚君!?!?ゆゆゆゆ柚子先輩の、柚子先輩の顔に!!」
「あれ、間違えちゃった☆」
「てめー渚、かけるなら手にだな……」
「柚子……ちょっと話があるから。渚たちは先に準備して入って」
「はーい!行こ、怜ちゃん」
「大丈夫ですか……柚子先輩」
「ねえ、柚子。それはなに?」
「日焼け止めだけど?」
「……………………え?」
「なんか渚が日焼け止め塗らなきゃ〜とか言って勢い良く出したら、俺の顔面にな」
「そ、そっか。俺の早とちりか……」
「で?まこちゃんはどんなえっちいことを想像したのかなァ?」
「え、ちょっ、ゆず……!?」
「まこちゃんにもしてやるよ、コレ」
このあと真琴と柚子は部活にも出ずに帰ったそうな。
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