「はい、今回も始まりましたァ"腐男子戦隊腐レンジャー"」
「わー」
「もう5回目か。すっげぇな」
「なー」
「あ、今回から腐ァンの皆様からお便りを見つけることになりましたー」
「わーぱちぱちー」
「口で言うな口で」
「はぁいじゃあレリゴレリゴー」
「レッドがんばっ」

「記念すべき一通目の腐ァンレターは、"腐現実"にお住まいのツルメさん」
「いよっツルメさん」
「腐現実て…オレも住みてェわ」
「お気に入り腐レンジャーは…」
「おぅ」
「だれだれ」
「…ブルー」
「おお!」
「…へー…あーそーかー」
「お前らな、人の幸福を喜べないなんて最低だぞ!?」
「ツルメさん!!こんな腐れ変態なんかやめて俺にしようぜ!」
「人の腐ァンを奪おうとするな!」

「えーとじゃあ…
会議のテーマにしてほしいことは、と」

「M×Sについて」
「あ、てめ勝手に見んなし」
「初っ端から難しいのキタなぁ」
「じゃあいきますか」
「へいへい」

M×Sってアリ?ナシ?
「せーの、」
「あり!」
「なし!」
「なし」

「えぇっブルーとレッド無し!?なんなのお前ら、変態のくせに!」
「おまっ…イエロー、人聞き悪いことゆーな!」
「オレはさぁ、"ドS受け"も"鬼畜受け"も大好物よ?けどマゾ攻めがねぇかなって思って。」
「それはイイ作品にであってないだけだってばっ」
「んー…俺もMが攻めってのが良くわかんないかなぁ」
「もじもじ戸惑う感じの攻めとドSな受けの変な関係がいいんだって。下剋上とかもそんな感じ」
「はぁ…上司受けとかそんな感じか」
「だから、
『ん、あ、ぁの、気持ちいです…か?』
『んなわけあるか、てめ、後で殺す…ッ』
『あ、っは、はい…っ』

みたいなことだろ。」

「ほむほむ」
「ドS受けはいいんだけどなぁー『殺す』って言うのとかイイなー『死ね』じゃなくて『殺す』」
「そうそう、そこなんだよなっ!相手がどうなるかじゃなく自分が相手にどうするか、なんだよね」
「お前らの会話こえーよ」
「うるせぇマゾっ子レッドちゃん」
「大人気アニメを汚すなァァアア」

「レッド、わかったから最後のメッセージ読んで」
「はいな。
"大好きです!
こっそり応援してます。"」
「ウホッいい腐女子」
「やめんか」
「ありがとー俺も大好きだぜぃ」
「できればこっそりじやなく堂々と応援してくれたまへ!」
「日の丸に白で"腐"って書いた旗振ろうぜみんなで」
「ことごとくテキトーだな」

「はいはいそろそろお時間ですっ」
「ツルメさんありがとうございました!」
「他のみんなも、腐ァンレターお待ちしてます!」
「じゃ、またどこかで」
「たぶん確実にここだけどっ」
「ばっはっはーい」







人気急上昇中のBL小説
BL小説 BLove
- ナノ -