アンケート結果発表



「はい、というわけで」
「どういうわけだ」
「始まりました"桜場光一生誕祭"。めでたいかどうかは置いといて、とりあえず祝おうということで。」
「適当だな」
「司会進行をつとめさせていただきますのは流星学園2年3組清水蓮です。んじゃまぁ初めは、アンケートの第1項目
『桜場光一をどう思いますか』」
「ずいぶんとアバウトな質問だな」
「えーと、1番多かったのは
…『清水をいじめる彼がうらやましい』…?」
「へぇ」
「うらやましいって、俺は別にコイツに嫌がらせはされてもいじめられた覚えはねぇぞ!?」
「第2位は『好きで悪いか!』…?いやまぁ、好かれるのは有り難いことだが、なんで怒ってるんだ?」
「俺が知るかよ」
「次は『俺は桜場が好きだ。』だと」
「…良かったな」
「妬くな妬くな」
「妬かねぇよ馬鹿か!次は『お、お前のことなんか全然好きじゃないんだからなっ!』だ。はは、好きじゃねーってよ。桜場先生?」
「なんだ、お前も投票したのか?」
「してませんけど」
「いや、その口調はお前なのかと思って。」
「俺なワケあるか!これじゃ最近よく見る"ツンデレ"みてーじゃねぇかよ!」
(自覚は無いのか…)
「『彼にいじめられる清水がうらやましい』と『清水は可愛い』が同票でした。…いやなんで桜場の誕生日に俺の話だよ。…可愛いって、褒めてねーし…」
「オレにはもれなくお前がついて来るんだよ」
「ふざけんな!」
「まぁいい、次行くぞ」
「よくねーよ!」
「次の質問は…というか質問ですらないが
『桜場先生にお祝いの言葉を』だな」
「みてーだなー。じゃあ名前は出しませんが、桜場に全部のコメントに礼を言わせますんで。」
「本気か」
「本気だ」
 


『清水君にいっぱい祝って貰って下さい☆』
「ありがとう。一番乗りだったぞ。めでたいかはわからんが。ありがとうな」

『おめでとうございます!!(^q^)』
「…ありがとう。何か食べてるのか?」

『清水君にお祝いしてもらえるといいですね!』
「そうだな…期待はしておく」
「すんな!」

『誕生日おめでとうございます先生!これからも清水を弄り倒して下さい←』
「ありがとう。…任せろ、あんなことからこんなことまでお手の物だ」
「………えっ?」

『おめっとぉ〜!これからも清水君を苛めちゃってくださいねっ!!』
「威勢がいいな。ありがとう。みんなのご要望に答えられるよう頑張るよ」

『おめでとうございます! いつも影であなたのこと応援しております(´゚ω゚`)←』
「できれば日の当たる場所で応援してくれ。これからもよろしくな。」

『お誕生日おめでとうございます!清水くんが好きな貴方が好きですっ』
「ありがとう。オレはオレが好きな君が好きだよ」
「…!」
「安心しろ、お前は愛し
「黙らっしゃい!!!!」

『おめでとうございます(^O^)真面目で格好良くてちょっとズレてる貴方が大好きです!wwwwこれからも清水くんとラブラブしてくださいwwww!』
「ありがとう。…ズレてる?なんのことかはわからんが、喜んでいただけているのなら何よりだ。ラブラブ…か。任せておけ」
「いい加減にしろぉ!」

『誕生日おめでとう! これからいろいろ苦労するだろうけど頑張って!!』
「"いろいろ"か。意味深だな…わかってる。ご両親への挨拶の練習ははじめておくよ」
「自分のいいように受け取るなぁぁ!!!!」

『誕生日おめでとう!!』
「ありがとう。」

『誕生日おめでとう!!』
「…ありがとう。さっきと同じ君だよな?何故2回?」
「2倍祝いたかったんじゃねぇ?」
「では2倍礼を言おう。ありがとうありがとう」

『あなたが生まれてきてくれてよかったぁぁぁぁ』
「それは何より。オレもお前に出会えてよかったよ」
「…お前さ、そういうのどこで覚えて来るわけ」
「大人にはイロイロあるんだよ」
「…はぁ」

『おめでとうございます』
「ありがとう。これからもよろしく頼む」

『いくつになっても大好きだーー!』
「ありがとう!!まだ初期設定から歳を取ってはいないがな」
「そういう連載的な事情に触れんなよ」

『ちゅっ』
「…よし」
「待て待て待て待て待て!!!!返さんでいいから!まだ序盤だから!エロを入れるな!」
「…チッ」

『おめでとうなんて言ってやらないこともない』
「へぇ…?オレの目を見て言ってみろ。別に構わないんだぞ?お前に祝って貰ってやらなくても…いいのか?二人っきりじゃなくて…」
「ちょ、お前っ!サドスイッチ入れんな!」

『おめでとうございます。いつも素敵です(*´∇`*)』
「ありがとう、君の笑顔はもっと素敵だよ」
「……キモイぞ桜場」

『おめ(笑)でとうございま(笑)す』
「あり、がとうごさいま、す。笑い過ぎだろ」
「馬鹿にしてるな。」





「やっと2項目めまでおわったようだ。続きは下の矢印から進め!」







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