「えーっと次の項目は」
「早くしろ清水。客が待ってるぞ」
「っせーな、いちいちうっとーしいんだよ!」
「早くしろといってるだろうが」
「あーはいはい。次は
『桜場に質問などございましたら』だ」
「オレに質問か」
「別に桜場先生のこと知ってもどうしようもないですけどねぇ」
「まぁオレのことを知っているのは清水だけでいいわけだしな。…あぁすまん、下品だったか」
「下品だと感じたのはお前だけだ変態!」


『愛しの清水君からの誕生日プレゼントは、何が良い?』
「清水蓮を」
「黙れ」

『何で清水だったんですか?』
「難しい問いだが、清水が変わった奴だったからじゃないか?なぁどう思う?」
「お、俺に振るな!」

『なんでそんなにカッコいいんですか?←』
「…恋をしてると綺麗になるとか言うよな」
「乙女かお前は」

『教師をやっていて嬉しかったことはありますか?よければ、その出来ごとなどを教えてください』
「いろいろあるな。きっと日常の業務がハードだからこそ感じる幸福なんだろう。清水に出会えたことも、京平と一緒に働けることも尊敬できる上司に出会えたことも良いことだが…まぁ、数学が苦手だった生徒ががんばってくれているのをみると嬉しいよ。」
「…こっち見んな」

『ではせっかくなので。清水くんの事どのくらい好きですか?笑』
「人差し指で地球破壊出来るくらいは」
「わけわかんねぇよ」

『清水君の弱点とは?』
「耳だな」
「え!?」
「軟骨に歯をたてるのも、息を吹き掛けられるのも舐められるのもとことん弱い。」
「だ、あ、あれは誰だってあんな感じになるだろ!」
「お前の場合は感度良すぎだ。耳元で『好きだよ…』って言えば堕ちる」
「死ねぇ!」
「誕生日に!?」

『なぜ清水にあんなにも素直に「好き」と言えてしまうのですか?』
「好きだからだろう」
「本音は?」
「言う気はなかったが酔った勢いで言ってしまって、一度言ってしまえばあとはもう同じかと」

『嫌いな食べ物は?』
「まずい物」
「だろうな」
「糖分は苦手だ」

『もし、清水君が同僚(同じ歳で教師)だったらどうしますか?』
「どう…って生徒と仲良くしていたことを注意しつつお仕置きするんじゃないか?あぁ、酔い潰してお楽しみタイムかな」
「つまりは俺にとっての地獄だと。」

『清水を襲いたくなるのはどんなときですか?』
「清水とオレが生存しているとき」
「つまりいつも発情してると?」
「無意識に妬いていたり、オレのことを意識し過ぎていたり、あとは後藤と居るときとかだな」
「最後以外はやったことねぇよ!」
「この無自覚がッ!」
「えぇ!?」

『苗字はどっちに合わせるんですかね』
「オレだろ。桜場蓮」
「…!?結婚できねぇしできてもしねぇし俺が嫁ポジションになることもねぇよ!!」
「清水光一はちょっとなぁ…」
「黙れっ!」


「最近ツッコミが粗いぞ清水。…とりあえずはこれでアンケート結果発表は終了だ。」
「皆さんほんとにありがとう!」

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