「シーズちゃん、」

「…………………」

「静雄さーん?」

「…………………」

「シーズちゃんってば」

「…………………」


俺に背中を向けて寝てるシズちゃんの背中を人差し指でつつきながらもう一度名前を呼ぶとシズちゃんが振り向いた。

「……うるっせぇな!!」

「わぁ怖い。シズちゃんってさ、シた後絶対構ってくれないよね、なんで?」

「うるせぇってんだろ」

「ねーねーシズちゃんってばこっち向いてよ。」

そういってシズちゃんの体を掴みながらながら覗きこむと真っ赤な顔のシズちゃんがなんとも言えない顔で俺をみていた。

「何、シズちゃん足りないの?」

「ちげぇよ馬鹿、腰痛くて足りた足りてねぇの問題じゃ…!」


そこまで言ってさらに顔を真っ赤にしたシズちゃん。え、なにこの子池袋最強とかじゃないの凄く可愛い。

「そっかシズちゃんあんなに腰振ってあんなに可愛い声出してたもんね」

「ううううるせぇ黙れ!!」


そこまで言うとシズちゃんは俺をひっぺがしてまた背中を向けた。あ、耳が赤くなってる。


「…………大好きだよ」

「………」

「おやすみ、シズちゃん。」


シズちゃんに背中を向けて俺も寝る体制に入る。




「んなの……分かってんだよ、馬鹿野郎」



シズちゃんの言葉に今度は俺が顔を赤くする番だった。



(嘘、本当は愛してる)






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危険区域の栞菜ちゃんより誕生日祝いにいただきました臨静!
いや………あの…有り難うございます愛している。最高に幸せな誕生日の幕開けでした
本当にありがとうございました(´^ω^`)!


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