「なんでそんなにお姉さんが好きなんだお前はあああああ」
ばちーん!!痛そうな音が響く。サトシくんがいたそっ!と目を見開く。それに答えるように肩の上のピカチュウがぴかーと鳴く。おお痛いだろうよ。でも私の心はもっと痛いんだ(適当) 「いてっ!!」 「いくら元とはいえ、ニビシティのジムリーダーとして恥ずかしくないのか馬鹿やろおお」 「名前はもうちょっと女の子らしく、」 「うるせぇぇ!!」 おまけのパンチを喰らわせる。どうやら私は物理型のようだ。三色パンチとかパンチ系列ビンタ系列も習得できそう。 って、そんなのどうでもよかった!もう、もう…!なんでタケシはこんな人間になってしまったのか…!どこで道を踏み外したんだ、最初から?今じゃ綺麗なお姉さんを見るたびでれでれしちゃって…うわあああ 「…ねえ、名前さん」 「あ、ハルカちゃん。なに?」 「名前さんって、タケシが好きなんでしょう?」 「な゛、」 ハルカの ひとこと! 名前は 図星のようだ! 名前は凍ってしまった! |