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私はある、女の人のパソコンにうつった。いきなり画面に写った私をみて、彼女は目を見開き、口をぱくぱくとさせた。え?えっ?とうろたえる彼女をみて、くすりと笑ってしまった。私はとりあえず大まかに説明しようかと思い、あのーと声をかけた。彼女はまたびっくりええと…とパソコンの前に正座した。
「は、じめまして。あたしは名前といいます」
そうなんですか、と返事。データの私にあいさつをしたのは彼女が初めて。こっちが説明しようと思ったら、逆に自己紹介されてしまった。
「えーと…」
「あ、私はエネです」
「エネ、ちゃん?…可愛い!」
その後も、どうなってるのー?と言ったり、髪がきれいな青だ〜ツインテール可愛い!などとじぃっと私をみて喋る。…なんだか変わった人だ。
「えっと、エネちゃん紅茶のめるかな?」
「紅茶!おしゃれですね。あ、でも私は飲めませんから、」
ううん、と名前さんが首を降る。
「それでも、気持ちだけ」
そういって名前さんはぱたぱたと部屋からでていった。
…変わってるなぁ。名前さん。紅茶はたのしみ。なんだか、ここのパソコンでやっていけそうかも。思いっきり楽しまなきゃ損だしね!

(名前さん、ご主人と呼ばせていただきますね!)
(え、えぇ?な、名前でよんで?私もエネちゃんって呼ぶし…)
(名前さんがいいなら…まぁ)

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