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「ねぇねぇ、デスカーンのとくせいってミイラじゃん」
ご主人の名前はじろじろ俺をみて、ふーんと言ったりしている。な、なんだよ…。
「さわった相手をミイラにするんだっけ」
正しくはミイラにするんじゃなくてとくせいをミイラにするだけだ。さわった相手をミイラにするってそんな物騒なポケモンがいてたまるか。こえーよ!
「じゃ、デスカーンにさわったら私もミイラになっちゃうの?」
いやありえねーから!それ!!なに言ってんだ…よくそれでバトルできるな…。正直俺はこいつの手持ちでいいのか?もっと上手いトレーナーにと一緒の方が楽しいんじゃ…。
「じゃあ、デスカーンと手つないでお散歩したりぎゅーしたりできないの?」
その言葉をきいた俺はどっと名前に抱きついていった。名前は驚いてる。イタズラっぽくにししと笑ってやった。
「あっ、ミイラにならない!よかった〜!」
馬鹿でバトルもまだまだだけどこいつの手持ちで良かった!

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