「名前って可愛いよなあ」
「おいバカがなんか言ってるぜ」
「ここ最近の訓練はきついからな……バカには堪えたんだろ」
エレンとライナーの口撃！
こうかはいまひとつのようだ。
「はあ〜……彼女欲しいよなあ……名前と付き合いてえ〜」
「バカには無理だろ」
「無理だな」
エレンとライナーの追い討ち！
こうかはいまひとつのようだ。
「耳かきとかしてもらいてえなあ……」
「童貞丸出しの妄想お疲れさまです」
「バカには全て遠き理想郷ってことをわからせてやらねえとな」
「てめーらなんなんだよ！俺になんの恨みがあるんだ！」
「コニーは俺たちを裏切った、そうだろ？」
「その通りだ。お前は俺らを裏切った」
「……な、なにが？」
まいったな、ちっとも心あたりがねーぞ。
「コニー、君は名前の股間を触ったと聞きました」
「サシャのマネか？」
「僕たちはコニーを微妙に避ける名前を見て、それは本当なのだと確信しました」
「……お、お前ら気持ち悪いぞ……悪いもんでも食ったか」
「俺達も名前の股間を拭きたい」
「あいつさあ……」
「名前？今日もヒップをホップさせてエッチに誘ってるな。俺を」
「いやエレン大丈夫か？今そんな話してないぜ」
「ああそうだったな、悪い。名前は首を撫でられるのが弱いって話だったか」
「そんな話もしてねーよ！そもそもなんでそんなこと知ってるんだよ！きっもちわりー奴だなお前！最近元気ないのエレンのせいかよ！」
「えっ、名前の奴元気ないのか……？どうして……もしかして、最近俺が頭撫でてやってないから……？！」
「おう、間違いなくお前のせいだろうぜ……別の意味でな」
別のある時。
「おい、名前！」
「ゲェッ！ え、エレンだ……聞こえなかったフリしよ……」
「いやその俺に全部聞こえてるんだが……。なあ、なんで逃げんだよ」
「そりゃあ逃げるでしょうよ……」
「というかちょっと聞きてえことがあってさ、いま時間いいか？」
「え……(あれ、案外普通？)」
「おい？」
「あ、うん。まあいいけど……それくらい」
「そうか、サンキュー。あのさ、まあちょっとしたクイズなんだが」
「はあ……クイズ？」
「お前さ、Hになればなるほど硬くなるチンコって何だと思う？」
「えっ？ うーん、なんだろ。Hに近づけば近づくほど硬くなるものでしょぉ…………ん？ Hになるほど硬くなる、チ…………！？」
「どうした！！ 答えを教えてくれ！！」
「だまされたぁー！ウワーン！やっぱりエレンなんて嫌い！！」
「名前が勝手に騙されたんだぜー！！」
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