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作品を公開するということ。
2011/08/24 08:30
小説家を目指していると、そんな人が知り合いにもいます。

かくいう私も、中学生の頃は小説家になるかプログラマーになるか迷ったものです。

実際は、プログラマーという道を選んで、現在SEなんぞをやっているわけですが。

まあ、理由は小説家で金稼ぐとか夢物語だと思ったからです。
かなり冷めてる中学生でした(笑)



なぜこのような話をしているかというと、人が小説家になりたい理由は何かと思ったからです。

好きなことをして、それを職業にしたいから?
実力を試したいから?

私が小説家になりたかった理由は、私の物語を一人でも多くの人に読んでもらいたかったから。


私は、小説家になる人は相当したたかじゃないといけないと思います。

少なくとも、ネットで公開して、批評や批判じみた意見をもらって傷ついたり、反発するような人は、小説家には向いていないと思っています。
向いていないというより、耐えられないんじゃないかと。

反響や大人の事情とかに耐えられないんじゃないかと。



人の好みは十人十色だし、万人に受け入れられる文章なんてないと思う。

なんていえばいいのかな……好きなものを書きたいのなら、公開することすら必要ないと思います。

私が小説を公開する理由は、一人でも多くの人に読んでもらいたいからと、批評を受けて文章を磨きたかったからです。


残念ながら批評を受ける機会はほとんどないですが……。



したたかに、貪欲に。

そうやって物語を書き続けたい。

いつかを、本当は夢見てるから。
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