+ menu +
Info/ Novels/ Diary/ Illust
BBS/ Link/ Letter/


レビュー
2010/12/10 10:26
巫凪かんな姫が、昨晩メールをくれました。

そしてその内容が……一足早いクリスマスプレゼント&開店祝い!


狂奏曲へのレビューでした!!

原文が、500文字をめっちゃ超えるとのことで、原文を送ってくれたのです。

それがこちら!



“愛しているから、傷つけた”


愛。嫉妬。独占欲。それらは時に、多感な少年の心を狂わせるのに十分過ぎるほど大きな力を持つ。

最愛の幼馴染みを凌辱してしまった少年:翼と、強姦のショックから記憶を失ってしまった少女:かなめ。
忌まわしい過去から、時が経つこと5年。大学構内での偶然の再会によって、2人の止まっていた時間が再び動き始める――

罪の意識に苛まれ、色覚を失ってしまった翼の瞳が映す灰色の世界は彼自身の心。かなめとの再会によって、封じていた想いが蘇りますます彼を苦しめます。かなめを傷つけたくない、彼女の幸せを守りたい。しかし彼女に近づきたい、手に入れたいという欲求もまた、彼の心に大きくのしかかる。 翼の葛藤、かなめの疑念 がそれぞれの視点から丁寧に描かれ、そこにかなめの兄:有紀の思惑や、翼に想いを寄せるほのかの愛憎がじわじわと浮き彫りになってきます。 ……それだけじゃない。登場人物すべての様々な感情がせわしなく交錯し、まさに「狂想曲(カプリッチォ)」のようにストーリーを盛り上げ、フィナーレで頂点を迎える――

“過去は消せない”

残酷な二律背反に苦しみながらも、過去から逃げず未来を掴もうとする2人の姿には、切なさと同時に言いようもない程の眩しさを感じます。これは2人の闘い。どちらか一方が折れれば負けなのです。故にこれは「協奏曲(コンチェルト)」なのです。……強くなれ、強く在れ。同じ想いを胸に。

強いメッセージ性。抜群の心理描写。そして著者:神水紋奈最大の持ち味でもある、キャラクターの溢れる生命感。その調和を感じながら読んで頂きたい一冊。




なんですかこれ!!!Σ(´δдδ屮)屮

私の大したことない作品が、超大作みたいに・・・!!!


すごすぎます。

そして最後の方がむずがゆい(照)


嬉しすぎて泣きそうです。

感想なんてなかなかもらえないし、ましてレビュー・・・本当にありがとうでした。
コメント(1)
< | >
Back Top


TOP
(C)Ayana Kamimizu
- ナノ -