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三毛猫の忘れ物。
2010/10/18 23:09
実は、随分前に、栗栖ひよ子さんから三毛猫レクイエム。をイメージした詩を頂いていました。

それにイラストを添えようとか余計なことを考えたため、今まで遅れてしまったという(

ひよ、ごめんなさい;


というわけで、その詩がコチラ↓

今日天国から君を見ていたんだ
君はまた泣いていたね あんなに約束したのに

神様、もし生まれ変わるなら俺は
うん そうだな、猫がいい

あいのことばはささやけなくても
君が悲しい時はそばにいられるように
その髪をなでることはできなくても
しっぽで涙を拭えるように

君の目は 涙を流すためにあるんじゃない
君の唇は レクイエムを歌うためにあるんじゃない
君の手は 夢の中 宙をさまようためにあるんじゃない
君の足は 過去に立ち止まるためにあるんじゃない

君の目は 光を受けるために
君の唇は あいのうたを歌うために
君の手は 未来をつかみとるために
君の足は 前に進むために

そして君は 幸せになるために 生きているんだ

いとしいひと、忘れないでいて
俺が歌った意味も生きた意味も

とらわれないでいいから
たまには笑顔だけ思い出して

もうすこしだけ君を見ていたいから
いとしいひと、笑っていて

生まれ変わっても
もう一度君に会いに行く



魂のかたちが変わっても


いとしいひと

ずっと君のそばにいる



イラストバージョンがこちら。



しかし、本当に素敵な詩です。

これを読み返して、泣きそうになりました。
そして、三毛猫がかなり思い入れのある作品なのだと、気づかされました。

閲覧数は低いけれど、でもやっぱり皆さんに読んでいただきたいなとか思ってしまったり。


あと、昨日凛夢さんが、日記にイラスト製作過程とかをUPしていました。
無駄にYOUTUBE動画だったりします。

興味がある方はこちら


それでは今日はこの辺で!
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