突発的 | ナノ
突発的 / キムラスカ第一王女

ジェイド・カーティス
ピオニーからケセドニア北部戦の休戦協定を結びに行く時に、初めてキムラスカ第一王女と和平の為に連絡を取っていることを知らされた。キムラスカ第一王女は顔を隠した醜い王女とオールドランド中に噂だけ広まっていた為存在は知っていたが、休戦協定で初めて姿と声を聞き、顔を隠しても国王代理であることを忘れさせる女王の素質に関心していた。
夜中、宿泊施設で皇帝の身辺警護の為に見回りをしていたらベールを外しバルコニーから外を眺める第一王女を発見し、素顔を垣間見る。
月明かりに照らされた王女に一目惚れをしているが自覚はない。凍るような美貌と侍女達が称すように、噂と違い息が止まるような美女だったとピオニーに報告までしている。
冷静になってから絶世の美女と呼べるほどの美貌を持つ王女があえて顔を隠し、結婚もせず真逆の評価を甘受し和平に心血を注いでいる理由を、戦争により亡くなる預言が詠まれているからと推測している。
王女の顔を忘れられなかったが、和平交渉の為に導師を連れエンゲーブに立ち寄った際、どう見ても垣間見た第一王女そっくりの女性と赤毛の少年から、身分を隠していることと助けを求められ、急遽タルタロスで保護することになった。
本来はエンゲーブでグランコクマとキムラスカへ鳩を飛ばし迎えの要請をするはずだったが、ダアトによる介入を予測しタルタロスで先にカイツールへ向かった。
イオンにより襲撃犯も乗船させることになり、非戦闘員の第一王女を優先的に護衛している。


ピオニー皇帝
即位する数年前からキムラスカの王女と内密に連絡を取り、和平の為に動いていた。
和平以外でもお互い未婚というネタと預言嫌いから手紙上では意気投合している。
ケセドニア北部戦の休戦協定で初対面となったが、導師イオンではなくモースがいた為に休戦の話し合いのみ行った。
文通期間が長かった為に王女の容貌にはさほど興味はなかったが、ジェイドから見回り中第一王女の素顔を垣間見たと報告され、やたらと褒めちぎるジェイドが王女に恋をしたと薄々勘付いている。
ジェイドによる推測から、秘預言が伝えられているキムラスカなら王女に死の預言が詠まれたとしても不思議ではないと思っている。
和平交渉の名代としてジェイドを遣わしたが、ダアトの軍人により第一王女と公爵子息が誘拐されタルタロスて保護されていると連絡が入り、すぐさまキムラスカへ迎えの要請とダアトへ抗議文を送った。

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