突発的 | ナノ

突発的　/　冷呀♀成り代わり
祇王冷禍

祗王冷禍

冷呀として千年以上昔に生まれてきた、上級悪魔のような中性的で怜悧な美少女。
祇王一族の母親と上級悪魔の父親との間に生まれた禁忌の子で、人間と悪魔の混血のため強大な魔力を持ち、周囲から一線を引かれていた。女とわかると利用される可能性があった為男装し、親友の夜御や天白にすら性別を隠している。
実は天白のことが好きだったが、天白は夜御が好きだと思い、そもそも性別を隠していた為告げることはなかった。
黄泉の落日では冷禍の裏切りが原因ではなく、里の警備が手薄になったことにより進入した多数の上級悪魔が原因で引き起こった。不意を突かれ負傷した夜御を庇いながら応戦し、庇いきれず重傷を負った夜御を結界を張った部屋に放り込み里の人間を避難させながら一人焼け落ちる屋敷で戦い重傷を負いながらも里の被害を最小限にして勝利したが、帰還した天白が自分より夜御を優先したことでぎりぎり保っていた心に亀裂が入った。
夜御も助かり、数日間は表面上何事もなく静養していたがその間に上級悪魔として怜禍を処刑することが決定し、それを知らないのか同意しているのか反応を見せず、同じく静養中の夜御ばかり見舞う天白を想うことにも疲れ、死なない為に今度は自ら天白不在の時に裏切り、屋敷に下級悪魔を放ちインフェルヌスへと消えていった。
祗王一族がなくならない限り自らの安寧は無いとして祗王との戦いを繰り返している。

若宮彼方
冷禍になってから2度目に転生した身体。
天白のことはまだ好きでいるが精神的に限界が来ていて、転生する前の生活水準に近付いた結果かつての転生する前の記憶が蘇り、今回は何も起こさず転生もせず人として生を閉じ黙って消えようと考えている。
夕月のことは夜御を思い出させまだ残る天白への恋心を刺激するも、可愛い弟として接している。
ラジエルの鍵は所持したままだが、普通の大学生活を楽しんでいる。
自分が転生したことに気付いたルゼが迎えに来たが、ルゼが他の悪魔より自分に執着していることを利用して他の悪魔から隠れつつもルゼを現世で連れ回して遊んでいる。現在は冷禍として動かないことに痺れを切らした他の悪魔が単独行動をしている状態。
実は幼い頃、朝陽院に来た天白と遭遇している。

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