突発的 | ナノ
突発的 / 羽衣狐の娘
転生の経緯



一回目:清明の妹
清明の実妹で人間。生前はまだ妖怪ではなかった。
高唹加美神の息子と交流があり、赤目から兎目と呼ばれていた。
優秀な陰陽師で清明に負けず劣らず優れていたが、清明による不意討ちと奇襲により二十代で死亡。
この時妖怪になった。


二回目:小鷺
淀殿としての羽衣狐が産んだ娘。鶴松の双子の妹だったが、双子であったことと、赤目かつ鶴松が死んだことから疫病神として忌み嫌われ、大阪から離れた遠方の城に幽閉されていた。
結局最初の娘とは気が付かれなかったが、この時反魂の術が完成し転生を繰り返すことによる不死となった。
しかし妖怪として覚醒する前に処刑され、十代半ばで死亡。
実は一度ぬらりひょんと会っている。


三回目:山吹椿
母親は不明。
幼少期に山吹乙女に拾われ、椿という名を貰い暮らしていた。
見た目は十歳前後の少女の姿のまま止まっている。
鯉伴との仲も良好だったため、乙女の結婚と同時に奴良家に養子として迎え入れられたが、養子という立場から中々馴染めず、乙女が出ていく時に共に出て行った。
子供が出来ない乙女と連れ子の椿が奴良組を乗っ取るつもりではないかと疑った古参幹部達により、護衛兼付き人と言う名目で監視として首無が付いていた。
羽衣狐が死んだ乙女に憑依しようとした際に対峙し、怪我を負わせたものの死亡した。

死んだ原因は伝わっていないが、亡骸は奴良家により供養されている。


今:安倍椿、山吹椿(?)
鯉伴が死んだ数年後、突如闇から這い出るようにして現れた。
ほの暗く光る赤目をしている。





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