短編 | ナノ

沢田家長女 03



黒化ルートのあらすじ
前作主人公感のあるプリーモの姉という存在が、実は秘匿された歴史の中ではいたよ。
プリーモ姉はボンゴレにとって厄ネタだよ。
沢田家長女にご先祖からの隔世遺伝(プリーモの姉由来のスキル)が発動したよ。
次期ボスとして名前が上がると困るからコロコロしちゃうよ。
↑失敗したよ。←今ココ

こんな話になる予定でした。




「僕の目的はこの子の生存と、心身の安寧だ。そうだね、沢田名前を保護したいだけの第三勢力とでも思ってくれて構わない」


「ちょっと待ちなよ。沢田は返してもらうよ」
「雲雀恭弥、今の君では彼女を任せられない」
「だから君が連れて行くと?ふざけるな、沢田は返してもらう」
「その未熟さが、彼女を失うことに繋がったんだ」


「君と彼女が辿る未来は知ってるさ。君達は終ぞ結ばれることはない。雲雀恭弥は永遠にその執着を持て余して終わる」
「雲雀恭弥の祈りは決して、彼女に届くことはない」


「名前、君を守るために来たんだ。どうか僕を頼って」
「今度こそ君を救う。君の命を、未来を取り戻してみせる」


「君が望むなら、神からだって隠してみせる。この世のどんな理不尽からも君を守りたい。必ず強くなるから僕の側にいて、君を守らせて」
「どんな君になったとしても、僕はずっと君だけを想うよ」
「未来の自分だとしても、他の男に君は渡さない。勝手に奪われるなら、力づくでも取り戻す」


「僕の時代の名前は、ボンゴレに殺された」
「そして蘇った名前に、世界は滅ぼされた」
「残されたのは空になった彼女の体と死ねなかった僕だけ。他は全て灰になった」
「だから、戻ってきたんだ。彼女が死ぬ前の時代に。彼女が人でなくなる前に」
「今度こそ君の手を取るために」



未来の雲雀
救ってみせる。彼女の命と未来を取り戻すために分岐する可能性全てを潰していっている。
恋に気がつかないで手を取れなかった。

今の雲雀
奪わせない。自分から彼女を奪う奴らは咬み殺す。
恋に気がついていないが躊躇いもなく手を取れる。


みたいな予定でした。書けたら続きます。

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