エロ4 | ナノ
やってるだけな話。18歳未満の方は読まないようにお願いします
頭が真っ白になると同時に激しい快感を感じて精を放つ。放ってしまうと脱力感を感じてガゼルはバーンの肩に身体を預けた。息を整えようと呼吸を正そうとする。それはバーンも同じなようで荒かった息が次第におさまっていくのを耳元で感じた。向かい合って互いの背中に腕を回した状態で密着する。ぎゅうぎゅうに回された腕が痛いほどだ。もうイってしまったことだし、ガゼルは腰を上げて体内に埋まったものを抜こうとした。しかし、バーンが身体を抱きすくめたままでうまく身動きがとれない。
「離せ、バカ。」
そう言ってもバーンは腕をゆるめてはくれなかった。バーンの肩を押してなんとか腕の中からでようと試みる。すると両腕を捕られて唇に噛み付くようにキスをされた。舌が遠慮なしに口内に侵入してきて荒らしていく。歯の裏側まで舐める舌に翻弄されてしまう。それでも腰を再び浮かせようとすれば両腕で捕まれて阻止されてしまった。腰をつかまれたまま乳首を吸われる。ちゅうっ、と音まで響かせるのがたまらなく恥ずかしい。
「あ、あぁ、っ、ダメっ、吸うなぁ。」
情けない弱々しい声がでてしまう。先ほどイったばかりだというのに、感じてしまってどうしようもない。
「お前、ほんとここ弱いよな。」
バーンが指で吸いついてないほうの乳首をぐりぐり刺激してくる。そうされると下半身に熱が集まるのを感じた。それと体内にあるものが膨張していくのも。
「うぁ、」
繋がったまま床に押し倒される。硬いフローリングの床が背にあたって痛い。
「いいよな。」
何がなんて聞かなくても答えは明白だ。しかしやつは返事を聞かずに勝手に動きだした。足を抱え上げてさらに奥まで繋がろうとしてくる。
「んっ、はぁあ、あぁ、もっ、ゆっくり、ぁ」
「んなの、無理、」
先ほど体内に放たれた精子が挿入されるたびに溢れでてくる。がくがくと激しく揺さぶられて思考がおいつかない。ただ鈍い痛みと苦しさと強い快感がガゼルを支配する。苦しいはずなのに気持ちよくって彼をもっと求めてしまう。手を伸ばしてキスをねだると首筋に吸いつかれてしまう。
「やぁ、そ、じゃない。んっ。」
「じゃあなんだよ。」
「キス、したい。」
「俺も。」
こいつ、わざとだな。そう思って文句を言おうとしたが唇がふさがってしまって無理だった。そのまま腰を打ち付けられる。
「んん、んぅ。」
もうイきそうになって体内でバーンのものを締めつけてしまう。
「もうイきそう?」
首をふってうなづいた。すると動きをはやめられたのでたまらずにイってしまった。バーンはそんな私の様子を見届けると体内から自身を抜いて私の顔の前で達してしまった。彼の精液が顔中にかかる。ドロドロしてひどい匂いがした。顔がベタベタして気持ちが悪い。私が呆然としているとバーンは私の顔についた精液を指でこすりつけてにやりと笑った。
「はは、すげーエロい。」
そう言って彼は嬉しそうにしている。私は愕然としてしまった。今回2回立て続けにしたのもこうやって顔射されたのも初めてで、彼の男としての性が少し恐ろしくなってしまった。しかし、もっと恐ろしのはそんな彼を受け入れ浅ましくも彼を求めねだってしまう私自身なのだ。それに気づいてしまうともう後には引けなくて、きっとこのまま二人で落ちていくしかないのだろう。そう思いつつ、私はうっとりと顔についた精液をなめとった。