少女2 | ナノ
懲りずにまたパロディです。唐突に始まり、終わります。
ちょっとバーン様に言いよられてる感じのガゼルちゃん











「何なんだ、君は私と付き合いたいのか?!」
「は?」
「ちょっと、何だその反応は。」
「いや、付き合うって・・・。考えなかった。」
「はぁ?じゃあ、君はいったい何がしたいんだ。」
「何がしたいって。」


「男にそういうこと聞くのか。」
「え?」

じっとこちらを見つめる金の瞳がある。その目はひどく真剣で、思わず立ちすくんでしまうほどだった。 
「体に触っていい?」

なんてこと言うんだ。信じられない。とっさに身をひいてしまった。

「いいわけないだろバカ!」
「だよな。冗談だって。」
「・・・・・。」

バーンはいたって軽い調子で、なんだかむきになる自分が情けないように感じた。 

「・・・いいよ。私だって男だ。触られるくらいなんともない。」
「・・へぇ。」
「でも、上半身だけだ!下はダメだ!」
「わかったって。」

そう言って私に近づいてくるバーンに心音が早まるのを感じた。壁ぎわに追い詰められた私はキっと彼を睨みつける。バーンは私と目線をあわせてきたが、その表情から彼の思考を読み取るのは困難なことに思えた。両手で私の頬を包んで下に撫でる。首筋から肩、肩から胸を撫でるその手つきは優しくて思わずうっとり目を閉じたくなる。彼の手が腰のあたりまでくると、身体がビクリと反応してしまった。

「も、もうだめ。」
「・・・下は触ってねーだろ。」
「それでも!」

ギュッと閉じていた目を開けると視線が絡み合った。このエロって言ってやろうかと思ったけど、やめておいた。額に感じる柔らかな感触を感じてまた私は視線を閉じた。










今原作が手元にないのでセリフとかうろ覚えで書いてしまいました。
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テーマ「人外ファンタジー」
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