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エロ注意










バーンは先ほどから自室をうろうろしていた。ケータイが見当たらないのだ。練習前にはあったはずだ。スポーツバッグに入れてロッカールームに持っていったのだから、そこにあるのかもしれない。時刻は午後11時をまわろうとしていた。こんな時間だ。ロッカールームは閉まっている可能性が高い。それでもケータイがないと次の日起きることもままならないので探しにいくことにした。


ロッカールームの扉からはわずかに光が漏れていた。だれかいるみたいだ。こんな時間にいったいだれが。そう思いながら扉に手をかける。
ガチャリ、無機質な音をたて扉を開くと、中には一人ロッカーの前につったっている人物がいた。銀髪に碧眼と目があう。ガゼルだった。ガゼルはユニフォームを着ていて、今から着替えようとしているようだった。

「こんな時間まで練習かよ。よくやるな。」
他のダイアモンドダストのメンバーがいないので、個人で練習していたのだろう。
「君には関係ない。なにしにきたんだ。」
「ちっと忘れ物してな。」
そう言って室内を見渡す。ケータイは見当たらない。
「もしかして忘れ物とはこれか。」

ガゼルが手に持っているのはまさしくバーンのケータイだった。赤いボディがガゼルの手の中で存在を主張している。

「それだ。返せよ。」
「忘れるなんて間がぬけてるな、プロミネンスのキャプテンは。」

ガゼルは赤いケータイを開いた。

「てめえ、勝手にみんじゃねぇ!」
「忘れるのが悪いんだ。」
取り返そうとガゼルに詰め寄る。ガゼルはバーンの手をうまくかわしてケータイを死守する。クスクスと笑い声がもれ、バーンを苛立たせた。

「どうした、取り返してごらんよ。」

こいつ。そっちがその気ならこっちにも考えがある。笑みをたたえたガゼルを壁ぎわまで追い詰める。返せ、と手を伸ばすとこちらに背をむけケータイを自分の胸の前でぎゅっと握りこんだ。そのままぎゅっと後ろから抱きついてやる。

「なにするんだ!」

ぐるりと顔だけこちらに向けてくる。照れたような顔に汗の匂いが首筋からした。その首筋に舌をはわせる。ざらりとして、しょっぱい。

「な、やめろ、ばか。」
「ばかはお前だ。」

首筋に吸い付きながらユニフォームの中に手をいれた。ウエストをなぞり、腹を撫でて上へむかう。ガゼルの身体が震えるのがわかった。

「やめろって、っ、言ってるじゃないか。」
「やだね。」

胸をつまんでやると、ケータイがガゼルの手から落ちた。しかし、それは無視して愛撫を続ける。

「あ、ん、・・っつ、やぁ。」

胸をいじるのを続けているとだんだんとかわいらしい声が聞こえてきた。今どんな顔をしているのか無性に見たくなって、ガゼルの顔を無理矢理こちらにむける。
「み、るな。」
そう言うガゼルの顔は目が潤み、頬は羞恥に赤く染まっていた。開いた口からは息が短く繰り返されている。その顔がたまらなくて、唇にくらいついた。開いた口から舌を入れてぐっちゃぐちゃにかき回す。ガゼルはうまく対応できないみたいで、舌が奥にひっこみがちなのを無理矢理絡めた。「ん、ふっ、んん。」

手を上から下に移動させる。ハーフパンツと下着をいっきに下げた。さすがに驚いたガゼルが手を伸ばしたが違うほうの腕で阻止した。そのまま後孔に指をはわせる。中指をなめてから、くぷっと埋めこんでやった。
「いたい、バーン。や、やめて。」
「少し我慢しろって。」

ゆっくりと抜き差ししたり、軽く折り曲げたりしながら指を増やす。だんだんと動きがスムーズになる体内に気をよくする。

「あ、あぁ、や、・・だめ、だ、」
「なにがだめだって?」

指を抜いてガゼルに問いかける。ん、っと鳴いてガゼルはこちらをちらりと見た。困っているような表情をして、戸惑いがちに目線をさまよわせる。そういう顔もひどく自分の欲を誘うのだと、わかっているのだろうか。わかってないんだろうけど。

「だめなんだろ。じゃあやめた。」
「バーン、その、」
「ん?」
「や、じゃない、から」
「から、なんだよ?」
「・・・・。」
「言えよ。ほら。」
「・・・・つ、続き、してよ。」

涙を目にためて哀願してくる姿はホントやばい。くる、すごく。主に下半身に。望みどおりに後孔にひたと己の欲望をぶつける。それはぐずぐずとゆっくりガゼルを後ろから犯していった。こんな場所で、しかもこんな体位でやるなんて初めてで、そのことがひどく自分を興奮させた。がっつくように腰をふってしまう。
「ああぁあ、あ、ああ、ん、も、はげし、ぃ、ばかぁ。」

ガゼルが文句を言うので前もいじってやる。手で包んですりあげると、ひっきりなしに喘ぎだした。

「は、ああ、んっ、んっ。バーン、ああ、も、そんなにしたら、っつ、いっちゃう、からぁ。」
「いいぜ、いけよ。」

自分も限界が近いので、動きをはやめて追い立ててやる。びゅっと白い液体をだしてガゼルがはてるのと同時に自分も体内に精液を注ぎこんだ。
ずるりと抜けば、ぽたぽたと液体がガゼルの太ももを伝った。

「最悪だ、中にだすなんて・・・・。」
「まあ、お前これから風呂だろ。俺が洗ってやるって。」
「いい!自分でする。」
「遠慮すんなって。」

頑なに拒絶するガゼルにキスをして、どう言えば一緒に風呂に入れるかを考えることにした。












はい、エロ第二段は立ちバックでしたー。いきなりマニアック!すみません、こんなので。
次こそ正常位を書きたい。(こりてない。)
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