アニメージュのポスターネタ
会話のみ
ファイドラの4人








「この浮気男がぁー!!」「ぐはっ」
「のっけからすさまじいね、涼野君。」
「いきなり、何するんだ!」
「なんだ、これは。」
「あ、アニメージュのポスターだろ。3人でとった。」
「うんうん。」
「な、なんで、アフロディと肩組んでるんだ。私なんかベンチに座ってすらいないんだぞ!」
「それはお前が、凍てつく闇に馴れ合いは不要だとか言ってつったってたからだろーが!」
「ばかだなー、南雲君、そこは引き止めて、いいから座れよって肩を抱くくらいしないと。」
「なんか、よくあるパターンだな、こっぱずかしい。」
「まったくですね。」
「あれ、キャプテン。いたの。」
「いましたよ。まったく私も撮影に呼んでくださいよ。」
「あはは、ごめんごめん。そういうのは上に言ってもらわないと。」
「てゆーか、俺はそんなことしねーよ。」
「おや、でもアフロディの肩は抱いてたじゃないですか、この浮気男は。」
「その呼び方やめろ!」
「そうだ、この浮気男!もういい、お前なんて凍てつく闇に凍らされてしまえ!ばーか!」
「ありゃ、いっちゃったねー。」
「やれやれですね。」
「俺が悪いのかよ?!」
「そんなことはないよ、南雲君。しいていうなら悪いのは二人の間に亀裂をいれてしまった僕の神々しいまでの美しさ」
(こいつはナルシストじゃなかったらまともなんだがな。)
「ほら南雲、追いかけなくていいんですか?」
「いい、めんどい。」
「しょうがないなぁ、じゃあぼくらが行くか。」
「そうですね、もてあそばれた涼野を慰めてあげますか。」
「だから、誤解を生むようなこと言うな!ああ、もう、俺も行く!」









ポスターで涼野が一人つったてたのに衝撃をうけて。せめてベンチには座らせてやってくれ。
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テーマ「人外ファンタジー」
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