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椿くんおはよー!と後ろから突撃してダイヴ、予想通りに見事な驚きの声を頂いた私はご機嫌である。


「っ、なまえっ!ここは学校だぞ、いくら僕たちが恋人同士とはいえ公衆の面前でこんな!」
「椿くん、私のこときらい……?」
「は?いや、ちょ、そ、そんなことは!」


お説教モードになりかけた椿くんには、ちょっと涙目になってしょんぼりした顔を作ればちょちょいのちょいだ、途端に慌てふためくからおもしろ……おっと不謹慎不謹慎。


「私、こんなに椿くんのこと大好きなのに……っひ、ひどい……っ」
「いや、違っ!僕だって君のことがす、すす、好きだ!」
「……ほんと?」
「本当だ!」
「あーん椿くん超愛してるー!」
「お、おおおおい!なまえ!な、ま待て!抱きつくのはよさないか!」
「……ぐす」
「わかった!好きなだけ抱きついていい!だから泣かないでくれ!」
「えへ、椿くん大好きー」


全く……とブツブツ言いながらも許してくれる椿くん、ほんとかわいいんだから!

20151111
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