2011/07/01

だいすきでだいすきで、それを構成するすべてがたまらなく好きだった、いえ、ずっとずっと好きなサイトさまが、あたしには2つあります。

最上級です。あたしの中で。
何より大好きで、それがいつか読めなくなる日が怖くて怖くて仕方がなかった。

ちょっとずつ、現実になりはじめました。怖れていたこと。

こないだ、そのうちひとつが夜逃げなさいました。

そこは、残された文面から、きっとまたどこかで書いてくれるはずだと直感したから、やっぱり不安で苦しかったけど、こうまで苦しくはありませんでした。

それから三月経って、ようやく引っ越し先を見つけました。

でも、今。
もうひとつは、きっともう、戻らない。

悲しいです。すごくすごく。
さみしいです。心の底から。

更新されなくったって、よかったのに。ただそこにいつもあって、あの素敵なおはなしたちが、望むときに見れたのならば。ただそれだけで。それだけであたしはしあわせでした。満ち足りていた。それだけでよかった。

あたしの勝手な想いです。
更新できないからサイトを閉鎖する、それは、当たり前でもあり本来そうすべきことです。きっと。
だからこれはあたしの駄々をこねる子どものようなどうしようもない感情です。

あたしの分だけ、そっと残しておくのを許してください。

ここで永遠にあたしの前から失ったら、きっと一生後悔する。

一度も伝えられませんでした。今度もここでは伝わらない。それでも。

あなたの書いた物語、そのすべてが、誰かをこうまで夢中にさせて、失ったら一生後悔するとまで言わしめた。

今まであなたが紡いできた物語は、それだけの力のある物語です。


徒然。




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