※みしゅとれ注意

「にーにー、えしゅかばは?」
「ああ、エスカバは部活の合宿に行ったよ」
「そうなの・・・?」
まだ眠たそうに目を擦り枕を抱きしめるミストレちゃんが起きて最初に聞くのはいつもエスカのことだ。
エスカは部活でいつも朝が早いからミストレちゃんと一緒に寝ても先に起きている。
だからミストレちゃんは朝起きて開口一番「えしゅかばは?」というのが恒例だ。
でも今日はもうお昼だよミストレちゃん。
「今日と明日はエスカいないよ」
「ふうん・・・」
ミストレちゃんはお子様椅子によじよじと登って「いちごにゅーにゅーちょうだい」とコップを渡してきた。
「お昼ご飯も食べなきゃいけないんだから、ちょっとだけだよ?」
コップの半分程度までいちご牛乳をそそいで渡すとミストレちゃんは一気に飲み干して目線で訴えてくる。
「・・・もっと欲しいの?」
こくんと頷くミストレちゃんにだめだよ、と焼きたてのフレンチトーストを差し出すと目を輝かせた。
「にーにーがちゅくったの?!みしゅとれふれんちとーすとだーいしゅき!」
美味しそうにフレンチトーストをぱくつくミストレちゃんの頬にパンくずがついていたので手でとってやる。
フレンチトーストを食べ終わったミストレちゃんはまた眠たくなったようで、先程まで寝ていたのにまた目を擦っていた。
「眠いの?」
「んう・・・だっこ・・・」
お子様椅子から抱き上げて歯磨きをさせてからベッドへ連れて行く。
ミストレちゃんにタオルケットをかけて部屋を出ようとすると呼び止められた気がした。
「呼んだ?」
「にーにーも、いっしょにねよ?」
いつもはエスカが寝てるスペースをぽんぽんと叩くミストレちゃん。
躊躇っていると「はやくう」と急かされたので大学のレポートは放って今日はお昼寝することにしよう。
エスカが帰ってきたらなんて思うかなあ。

:)

しろちゃんリクエストのいちゃいちゃ兄みしゅです!
リクエストに沿いきれなくてごめんなさい!><
エスカバに隠れていちゃいちゃする兄みしゅだったのに・・・隠れてないしいちゃいちゃしてない・・・ですよね・・・
書き直しするからね!リクエストありがとうございましたー!
お持ち帰りはしろちゃんだけでお願いします(*'v`*)

「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -