※色々注意

「どうしたんだ、出かけるのか?」
「こうえんにいくの!」
「ちょっと待て、日焼けするだろ」
はあい、とミストレが玄関で靴を履きながら元気よく返事をした。
ミストレは色白で日焼けしてひりひりするのが嫌だと言い出かけるのがあまり好きじゃない。
なのにどうしたのだろう、今日は積極的に外に出ようとしている。
「何かあるの?」
ミストレの小さな頭に麦藁帽子を被せ、首筋に日焼け止めを塗ってやる。
半袖の水色のTシャツからも白く細い腕がのぞいていて、日焼け止めを塗らなければ真っ赤になってしまうだろう。
肌が出ている部分全てに日焼け止めを塗ってやり、「よし」と言うとミストレは立ち上がり玄関のドアを開けた。
「いってきましゅ」
「4時までには帰れよ?」
「はあいっ」
階段を駆け下りる音がだんだんと小さくなっていき、途絶えた。
公園はマンションのすぐ下にあり、心配することはないのだがやはり心配だ。
前に一度こっそりついていったら酷く怒られた。
今日は大人しくミストレの帰りを待とうと思う。

・・・どれくらい経っただろうか。
俺はいつの間にか眠ってしまったようで、気がつけばミストレが出かけた時間からもう2時間も経っている。
ミストレの姿はまだない。
もう4時をまわっている。何かあったのではと思い玄関に向かうとちょうどミストレが帰ってきたところだった。
「ミストレ、遅かったな?真っ黒じゃないか・・・風呂入るぞ」
ミストレの腕を掴もうと思い目をやるとそこには鮮やかな花冠があった。
「ただいま、ね、えしゅかば、これ」
「なんだこれ、作ったのか?」
ミストレから手渡されたそれはよく出来ており、とても4歳児が作ったものとは思えなかった。
「あのね、あのね、こうえんじゃなくておはなばたけにいってたの・・・」
もじもじとミストレが俺の袖を掴む。
「えしゅかばきょうおたんじょうびでしょ?・・・みしゅとれ、このあいださんだゆうにつくりかたおしえてもらったから」
俯いた顔は耳まで赤く染まっている。
この赤みは日焼けではなく・・・この先は言わないでおく。

:)

ツイッターでお世話になってます、ひーちゃんことひとみゃんさんのお誕生日お祝い小説です\(^0^)/
ひーちゃんお誕生日おめでとう!いつも可愛いミストレちゃんごちそうさまです^///^
支部にあげたみしゅとれ漫画にも禿げそうになったよ、いちごにゅーにゅー!
ひーちゃん大好き!これからもよろしくお願いします(*´ω`*)つ[ミストレのパンツ]
そして小説がリクエストにそえれてない感じでごめんよ・・・\(^0^)/
ちょっと首吊ってくるね!
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