※前回同様色々注意

「あちゅい、よぉ」
「・・・38度か」
元気と可愛さだけが取り柄のミストレが熱を出した。
はふはふと荒い息を繰り返し、顔を真っ赤にし涙目のミストレは見ていて辛い。
額に手を当てるとミストレは「えしゅかばのおてて、つめたくて気持ちいい・・・」と掌に額を擦り付けてきた。
「えしゅ、かば」
「どうした?」
「おてて、ぎゅってして・・・?」
涙目のミストレが俺を見つめる。なんだか更に息が荒くなってきたようだ。
「ちょっと待てよ、今冷えピタ持ってくるから」
ミストレの額から手を離し、ドアの方へ足を進める。
ドアノブに手をかけた時、よたよたという効果音が一番しっくりくる歩き方でミストレが歩いてきた。
「ま、待ってよぉ・・・えしゅかば、置いていかないでぇ・・・」
ぎゅっと俺の脚にしがみつくミストレ。
「冷えピタとってくるだけだから」
「やだ、やだぁ・・・」
ミストレは弱るといつもより更に甘えん坊になる。
「仕方ねえな、ほら抱っこしてやるから」
「んう、ぎゅーってしてね・・・」
首に腕を回しながらミストレはがっちりと俺にしがみつく。
相変わらず身体は熱く火照っていて、ぐったりとしているにも関わらず俺に甘えてくるミストレが可愛くて仕方がない。
「えしゅか、ば・・・ありがと・・・」
更に強く抱きついてきたミストレのほっぺたを緩くなでてやるとミストレはまた眠りについたようだった。

:)

趣味丸出しですいません
みしゅとれかんわいいいいいいいいいいいいいいいいいいい
俺の膝の上で寝て欲しいいいいいいいいいいいいい
「#ファンタジー」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -