オペレーションサンダーブレイクは失敗に終わり、俺たちはあの世界から80年後の自分達の世界へと帰ってきた。
提督は俺たちに一ヶ月の謹慎を命じた。
もっと酷い罰が与えられるだろうと予想していたチームオーガのメンバーは面食らったが軽いことに越したことはない。
皆謹慎と言う名の休暇を過ごしていた。

謹慎から一ヶ月、ようやく王牙学園へ登校する日がやってきた。
といってもチームオーガのメンバーは皆寮で生活しているため学園内にある庭園を抜け校舎に向かうだけだった。
「よお、バダップ・・・とミストレ?久しぶりだな」
教室へ向かう途中でバダップを見つけた。その隣には、ミストレ?
「お前髪の毛切ったのか?」
「へ?ああ、バダップに切ってもらったの」
「あんだけ髪の毛に執着してたのによく切らせたな」
「・・・バダップだからだよ?」
めらめらと燃えさかる嫉妬の意に俺はまだ気づいていなかった。

:)

書き溜めしてたバダミス←エス
終息がつかない

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