エス♀ミス←兄みたいな

情事後、気絶してしまったミストレの後処理をして部屋を出た。
ミストレは起きると必ずミネラルウォーターを欲しがる。
一緒に寝転がっているのに取りに行くのは億劫なので今取りに行っておく。
「母さん、水」
キッチンで野菜をざくざくと切っていた母に水を求めると信じがたい返事が返ってきた。
「お兄ちゃんがエスカの部屋に持っていったでしょ?」
「え」
「ミストレちゃん来てるんでしょー?」
母の言葉を全て聞き終わる前に階段を駆け上がった。
「兄貴っ・・・」
俺の部屋のドアをばたーん、と大きく音を立てて開けた。
そこには、兄貴が、居た。
「ようエスカ」
眠ったままのミストレの上に馬乗りになる兄貴が。
「・・・何してんだよ」
「んー、俺ミストレちゃんすっごい好みなんだよねー」
うわあ髪の毛さらさら〜とミストレの深緑の髪の毛を指で梳く兄貴に本気で殺意を覚えた。
まずはミストレの上から引き剥がそうか。

:D

バメミス?
ああんミストレちゃん可愛い〜

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