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▼04/19 奥手×純情_5

一個前の続きです

「俺は、いや俺も・・・楽しい」
ゆっくりと言葉を紡ぐとミストレは以外な反応をした。
「・・・んで・・・」
「は?」
「じゃあ、なんで・・・なの」
はっきりと聞こえた、投げかけられた突然の質問。
「主語がないけど」
「なんで、なんで今までみたいにしてくれないの?」
横断歩道のど真ん中で完全に足を止めた。
ミストレの真剣な瞳から目を離すことができない。
「私は楽しいよ、だけど付き合う前の方が楽しかった。言い合いだって・・・そりゃ時々むかつくことあったけど、すっごく・・・楽しかったんだ」
そう言われてみればそうだった。
ミストレの長い睫毛に涙が溜まっている。まばたきをするとぽたりとそれが落ちた。
「ごめん・・・」
そう謝るとミストレは謝らなくていいとまた涙を零した。
「俺、付き合うとかそういうの・・・初めてだったからどう接していいかわかんなくて

きつく握られたミストレの手を更にきつくきつく握り返す。
「言わなきゃ、わかんないよ・・・」
ミストレは俺に抱きついて大好きだと呟いた。
うん、俺も大好きだけどここ横断歩道だからあっち行こうと促すと空気読めよと足を蹴られた。

:D

無理矢理終わらせた感が否めない(笑)
終わりです、一応・・・。


…………………………… 
2011/04/19 00:34(0)

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