ミストレの白く美しい指が俺の顎をなぞる。
くすぐったいと言うとミストレはふんと鼻を鳴らした。
「感じない?」
「まったく」
「全然?」
「全然」
それじゃつまんないよ、とミストレが頬を膨らませる。
そしてミストレの頬に手を当てるとぴゃっと言って飛び上がった。
はは、変な顔。





110302 エスカバとミストレ


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