Poem | ナノ
神様なんて信じない

ありがとう

そう言いたかったのに

手の届かない楽園へ
羽ばたいてしまった君は
僕を赦してはくれなかった

同じ場所へ行く事は簡単にできる

この地に緋を流すだけで
隣へ翔けるのに

赦されなかったから
それすら叶わないと知る

笑顔で消えていく最後

愛した君が失われた時

君が信じていた神様なんて
僕は信じないと決めた

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