忘れて 幸せに
それは遠い昔の二人の恋物語
何に代えても守りたいと想った
君が何処にいようと
この手で守り抜くんだ
例え掟を破る事になったとしても
君の微笑った顔が見たいから…
きっと僕は此処で終わるだろう
最期に君の温もりを感じたくて
強くこの腕の中に抱き寄せる
小さな君は恥ずかしそうに
顔を隠そうと僕の服を握りしめていて
そんな可愛らしい君が何よりも愛しい
ずっとこのままで居られたら
どんなに幸せだったのだろう
君を離したくなくなる
僕は君に何も告げずにつもりだったのに
気づいたら頬を涙が伝っていた
君が幸せになるためには
共に過ごすことは許されない
幸せそうな君を見れて良かった
安心して君を守り抜けるよ
さようなら 愛しい小さな君
僕を忘れて どうか幸せに…
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