バス停
朝のバスを待つ時間
向かい側にいつも彼はいる
今日は音楽を聴いてるみたい
昨日は小説を読んでた
何もすることがないから
待っている間は
彼を観察することにしてる
今まで私を見ることは
一度もなかったけど
今日は違った
私と彼の瞳が合った
ほんの数秒間
なぜか恥ずかしくなって
私から瞳を逸らす
彼はまだこちらを見てるのだろうか
そんなことが気になって
きっと顔が赤くなってる
気がつかなかったこと
私は彼に恋をしてる
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