錆色の証
君に滴るのは
錆びついた赤
僕が守ると言ったのに
僕が守られてた
なんて情けないんだろう…
自分の力を過信して
君を守れると思い込んでいた
君の胸から
とめどなく溢れる赤
君の命がある証
君のこれからを
僕が奪っていくんだね
戦っていたのは僕
能がないからそれしか出来ない
何をしても償えないだろうね
今この時から
この刀で返り血も浴びず
敵を殲滅していく
…それがせめての罪滅ぼし
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