陽に惑う
闇の流れに
息が詰まり
光を手に入れようと
手を伸ばした
漆黒に染まった身に
堪え難い痛みを与え
触れること叶わず
身体の奥深くで
闇がとぐろを巻いて
私という時の終わり
待ち構えてる
闇に身を任せてしまえば
そこには血で染め上げられた
黒い荊道しかない
私はそんな哀しい道を
歩もうとは思わない
いつかこの身が
光に触れられるように
…闇に飲み込まれないために
夜明けに願いを託して
光と闇の狭間で惑っていく
back
「#エロ」のBL小説を読む
BL小説 BLove
- ナノ -