Poem | ナノ
砂時計

キラキラと光る
硝子の砂時計

金色の砂が
サラサラと
時を刻みながら
地に零れていく

私をも包み隠してしまう
綺麗な砂粒たち

思い出したくもない過去…

忘れたい想い出も
遠く深く沈めてくれる

置き去りにしたあの頃に
笑顔でさよならを

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