Poem | ナノ
君はまだ来ない

待ち合わせした小さなカフェ

楽しみにし過ぎたのか
あまり眠れなかったけれど

君と決めた時間よりも
だいぶ早く着いてしまった

君に逢いたい
早く逢いたい

朝の電話やメールも
たくさんやりとりはした

ついさっきだって受話器越しに君と話していたのに

もう君に逢いたくて仕方ない

ねぇ、君はいつ来るの?

ただ単に僕が早過ぎるだけ
でも、君も僕に逢いたいよね

入れ違いになりたくないから
我慢してる僕だけど

待ちきれなくなったら
走って迎えに行っちゃうよ

だから早く
僕の所まで辿り着いて

頑張って来てくれたら
ご褒美をあげるから

君は恥ずかしがるけど
それでも大好きでしょ

僕が抱きしめてあげるから

…この腕の中に
優しく閉じ込めてあげる


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