Poem | ナノ
片想い

初めて君に会った放課後

誰もいない教室
君は本の上で眠っていた

艶やかに広がる髪には
花の薫りが漂う
そこに静かに口づける

ずっと瞳が離せなかったんだ
でも君は僕を知らないよね

気づかなくても構わないから
想うことだけは許して

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