A3小話 | ナノ


 万里くんの服を拝借する

肌寒さを感じたけどその場から動きたくなくて、ソファにあった万里の羽織を拝借した。
「なー…ってなんで俺の着てんの」
「寒いから」
「ったく可愛くね返事」
「可愛いのがいいなら別の子と付き合って」
「うそうそ、そういうとこめっちゃ可愛い。ま、他にも可愛いとこあるし〜?」
「はいはい、ありがと」
「そういうとこ可愛い」



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