「エスクードすごいね、便利そう」
「だな」
「慶さん、あれってどれくらいの強度なの?」
「あー、昔エスクード流行ってた時期に旋空弧月で切ったことならあんぞ」
「へぇ!切れるんだ!」

「アステロイドとかだとどうなんだろね」
「あー……出水の弾数なら行けんじゃねーか」
「ていうか生えてる地面が壊れるかぁ」
「まぁそうだろうな(生えてる地面て)」

「ギムレットなら?」
「壊せそうだけどなぁ」
「よし、ここで私の新作武器!ギムレットが打てる銃の出番!」
「へぇそんなの作ったのか」
「うん!開発部さんが作ったからって試作品くれた。難点は消費トリオン量が桁違いすぎて私以外の人はまともに運用できないところ」
「そんなにやべぇのか」
「銃身自体もギムレットに耐える強化構造だからトリオンが普通より数倍多く必要で、一発事にアステロイドの3倍以上っていう代物」
「それを普通に使い回せるさあらがおかしいのは分かった」
「褒めてる?」
「すげえ褒めてる。さすがうちのさあら」
「とはいえ、これを戦闘に運用するなら戦い方から変えないとかなー。流石にこれを普段みたいに銃身ポイポイ使い捨てしてたらトリオン足りない」
「よし、しばらく模擬戦付き合ってやるよ」
「うん!」

43(太刀川さん)


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