Day

newinfomainclap*res


日常 | 小話 | 落書



6月29日 星の王子さまの日
なんともカオスなメンツ。

睡「はいはーい。ここ最近から未来まで!完全に空気の僕が通りますよー」
琉「こらこら。変なキャッチコピーみたいなの付けて登場しねーの」
加「睡蓮はまだいいよー、申し訳程度に出てるんだから。私なんて、あれ?いつのまに成仏したの?みたいになるんだよそのうち」
琉「そんなことなんねーって。…多分」
加「ほんとぉ?」
睡「いやぁどうかなぁ。闇落ちお兄さんの言うことなんて宛になりませんからねぇ」
琉「闇落ちって…俺も色々大変なんだぞ?てか、星の王子さまの話しようぜ?な?」
睡「仕方ないなぁ。…でも僕、星の王子さまって読んだことないんだよね」
加「私もしらなーい」
琉「星の王子さまといやぁ、英語readingの教科書だろ。readingって無駄に長くて訳すの面倒だったよなぁ」
睡「いや知らないよ。僕小学生だし」
加「私子どもの幽霊だもん」
琉「誰か話の分かるやついねぇのか。readingのだるさをよ」
カ「そこでぇ、満を持してぇぇ、現役高校生ぇのぉ、僕の登場だよぉお」
睡加「ぎぁああああ!?」
琉「おお、良いところに来たな。お前なら分かるだろ」
睡「いやいやいやいや!ラスボス!何でラスボス普通に出てきてんの!?何で琉生は友達来たみたいなテンションなの!?」
琉「いやだって俺今こっちサイドだし。ほとんど一緒にいるし」
加「……で、でもこの人、悪い人なんだよね?」
カ「はーいぃ。みんなのぉ、嫌われものぉ、カレンちゃんだよぉお」←笑顔で両手を振る
睡「えっ、僕本編で会ったことないけどそんなキャラなの!?」
琉「初めての子小ネタ登場でちょっとテンション上がってるだけだ。そんなことより、readingの話をだな」
睡「そんなことで済ませていいのか……」
カ「僕ねぇ、中学生の時にねぇ、英語のスピーチ大会でこの話を読んで賞貰ったんだよぉ」
加「え!賞って偉い人が貰うやつでしょ!すごーい!」
カ「でしょお?」
琉「偉い人が貰うってのは少し違う気がするが…まぁいいか」
睡「それよりも加奈子…順応早いよ。僕は付いていけないよ。そしてラスボスが普通に学校生活謳歌してるってどうなの……」
カ「そりゃあ、華蓮の地位を奪ってカレンになったんだからぁ、カレンとしてお母さんに誉められるようにいい子に生活してるよぉ。僕だけが誉められるためにぃ、お前も追い出したんだしぃ?」
睡「怖いよ!唐突に言ってることがラスボスのそれ過ぎて混乱しちゃうんだけど!?」
カ「あらぁ、ごめんねぇ」
加「でも、英語って難しいんでしょ?そんなにゆっくり話してても喋れるの?」
カ「それは大丈夫だよぉ。試しに書き出しの部分を読んでみるとぉ……When I was six years old, I saw a beautiful picture in a book. The book was called True Stories.…ってぇ感じだよぉお」
加「おおー!すごい!すごーい!」
琉「予想の斜め上を行く完成度だな、おい」
睡「めっちゃ発音いいし…急に声も透き通ってるし……」
カ「えっへん。僕のことぉ、見直したかなぁ?」
加「見直したよ!カレンちゃん!」
睡「ああ、加奈子があっちサイドに!ぼ、僕は騙されないからね!」


桜「え?何なのあれ?僕なのに僕よりステータス高いとかおかしくない?ずるくない?」
秋「そこ!?あの中での注目点そこ!?」
桜「そこしかないよ!楽しそうに学生生活満喫しちゃってさ、それでも悪霊かって話でしょ!?」
秋「いや、うん…まぁそうだな。ごめんって、そんな怒るなよ」
桜「分かってる、分かってるよ。あー、でもやっぱりムカつく!」

華李「誰か一人くらい星の王子さまの話をしろよ……」


カレンちゃんもね、一応メインキャラだからね。嫌われてばかりじゃ可哀想…ではないかもしれないけど、たまにはお茶目なところを。
ちなみに、今日は作者の誕生日なので、星の王子さまの日だそうです。
2018/06/29 13:10



[Top]
×
第3回BLove小説・漫画コンテスト結果発表!
テーマ「人外ファンタジー」
- ナノ -