Day

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日常 | 小話 | 落書



時間軸は一年前で春休み前日の新聞部。
深月と侑がいちゃついてる?かんじ。


ばん!
侑「うわーーん!春休みなんてなくなってしまえ!」
深「扉を乱暴に開けるな騒ぐな。うるせぇ」
双「大体お前、そんなに堂々と入ってきちゃだめだろ。バレたらどうすんだ」
華「それはお前も人のこと言えないだろ」
双「俺はいいの。今日は世月じゃないから」
侑「そんなことどうでもいいよ!春休みなんてなくなってしまえーー!」
深「よくねぇわ!窓から叫ぶんじゃねぇよ馬鹿か!」
侑「うるさいバカはみっきーだよ!ばーか!」
深「はぁ!?」
双「今日はまた随分と荒れてるなぁ」
深「荒れようがどうしようが関係ねぇけど、人の部室で騒ぐな。今すぐ出てけうっとうしい!」
侑「出てけぇ!?明日から春休みで会えなくなるっていうのに、よくもそんな酷いことが言えるね!?」
華「荒れてる原因はそれか……」
双「茶番臭しかしねぇ。ていうか、どうせ夏の家で毎日遊ぶんだから会えるだろ。毎年そうじゃん」
侑「それが出来ないから騒いでるんでしょ!」
双「なんでまた?」
侑「春休みだからって朝から夜までスケジュール詰め詰めにされたの!雑誌の取材にインタビューにバライティに、ああ切りがない休みもない!ほんとバカなんじゃないの!?」
華「大袈裟な。春休み中ずっとってわけでもないだろ」
侑「ずっとだよ!毎日だよ!文句あるか!」
双「まじでか。そりゃまたえらくハードだな。さすがに同情する」
深「いや微塵も同情なんてしねぇし、すこぶるどうでもいいから静かにしてくんねーかな」
侑「どうでもいい!?春休み中会えないんだよ?文字通り全く会えないんだよ!?それなのにどうでもいいっていうの!?」
深「別に24時間拘束されるわけじゃねぇだろうよ」
侑「だとしても!毎日夜明け前に始まって日付跨いで終わるっていうのにいつ会うの?会いにきてくれるの!?」
深「何で会いに行かなきゃいけねぇんだよ面倒臭ぇ」
侑「ほらすぐそういうこと言う!」
深「お前がうちに帰ってくればいいだろ」
侑「そうやって僕をないが……は?………今なんて?」
深「だから、お前がうちに来いっつってんの。そうすりゃ毎日会えるだろうが」
侑「……毎日、深月の家に帰るの?」
深「そうだよ。初日に荷物まとめて持ってこい」
侑「春休みの…間だけ?」
深「居たいたいならずっと居ればいいだろ」
侑「……世間一般ではそういうの、同棲って言うんだよ?」
深「それくらい知ってる。バカにすんのも大概にしろ」
侑「僕と同棲するの?」
深「嫌なら別にいいけど?」家の鍵差し出す
侑「うっ………うわーん!みっきーのばかぁーー!」鍵引ったくる
深「誰が馬鹿だ!つうか、何泣いてんだ大袈裟なやつだな」
侑「大好きだよぉおーー」
深「あーもう。はいはい大好き大好き」
双「なにこれ、なんの茶番?呪っていい?」
華「お前が呪うと洒落にならんだろ。さっさと出るぞ」
双「くそバカップルが。窓から大木が突っ込んできて雰囲気も部室も吹っ飛んでしまえ」


そうして華蓮と双月が出て行った数分後に、謎の大木が窓から突っ込んできて見事に雰囲気も部室も破壊される。双月さん、恐るべし。
さてこうして一緒に住むことになった深月と侑。こうしてみると、華蓮よりも深月の方がツンデレなんじゃないかと思えてきた。笑
侑は学校ではあんなですが、家にいるときとかは深月にべったりでめちゃくちゃ甘える。深月はそれに文句言いつつも、そんな侑が可愛くて可愛くて仕方ない。っていうのを書いてみたいけど、需要がなさそうなので頭の中だけで完結する模様。笑

そしてオマケ。




2015/03/26 16:27



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