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日常 | 小話 | 落書




華蓮と秋生
fast.深月と侑

「118番は……」
「はい!俺が当てます!ええと、けい……」
「警察なんて抜かしたらひっぱたくからな」
「て、ててて天気予報?」
「177」
「時報!」
「117」
「お、惜しい!……ちなみにこの3桁で繋がるやってどれくらいあるんすか?」
「俺が知っているのは14だな。そのうち4つは近々終了するが」
「14……ハードル高いっすね。そんなに思い付かないです」
「だったらもういいだろ。118番……」
「だめ!だめだめだめ!当てます!」
「さっさとしろ……」
「うーん……あ!災害の時に伝言残すやつ!」
「災害用伝言ダイヤルだな。171番だ」
「おしい!」
「どこがだ」
「救急は119ですよね。じゃあ事故系?」
「117は時報だがな」
「あ、そっか。じゃー、電報?」
「115」
「それなら電話の故障でどうすか!」
「113」
「電話の新設!移転!相談!」
「116」
「大分減ってきましたね!」
「むしろここまできて当てられない意味が分からない」
「お話し中調べ」
「114」
「100番通話、番号案内、コレクトコール、自動コレクトコール!」
「100、104、106、108」
「もっ……もう無理です!」
「いいのか。残っているのは答えだけだが」
「え!?もう13個も言ったんすか?俺結構有能!」
「答えが言えなければ意味がないだろう」
「ヒント!」
「海」
「海?んーー、あ!海上保安庁!」
「ようやく出たか」
「っしゃあ!全部言えた!やったー!」←嬉しさのあまり華蓮にとびつく
「全部言うのが趣旨じゃないし、いきなり飛び付いてくるな」
「えっあ、すっ、すすすすすすいません!!!」
「別に離れろとも言ってないが」
「っ……っっ!」←改めて飛び付く
「人の話を聞いていたのか」
「う、嬉しさのあまりつい……。すいません」
「はぁ………まったく」



「え?何なのあのバカップル?あれが普通なの?110番と119番しか知らない僕がおかしいの?」
「いや明らかにあっちがおかしいだろ。知ってて精々時報と天気予報くらいだ」
「だよね、ああよかった。大体コレクトコールって何?」
「えっとな……料金着払いで電話がかけられるサービスだってよ。平成27年7月さ31日をもってサービスを終了するらしい」
「何であの子たちそんなサービス知ってるの?」
「さぁ……使ったことあるんじゃねーの?」
「お話し中調べも?」
「知らねぇよ俺に聞くな。ちなみにそれは相手が話中かどうかを調べられるサービスらしいぞ」
「調べてもらうより掛けた方が早くない?」
「キャッチ入るのが嫌だとか」
「あー。まぁ一理ある。100番通話は何なの?」
「電話料金がその場で分かる」
「おお、実用的」
「平成27年7月31日をもって終了」
「何で!?お話し中調べよりよっぽど使えるじゃん!」
「その辺は色々ニーズがあるんだろ」
「ぜんっぜん意味わかんない」


104番の番号案内、108番の自動コレクトコールも平成27年7月31をもって終了らしいです。
えー、ほぼ話に出てきていない今日のメインのはずある118番、海上保安庁は、2011年に海上保安庁が定めたものらしいです。意外と最近ですね。

侑はバカップルと称してますが、華蓮と秋生が付き合ってるかどうかはどっちでもいいです。そんなにバカップルってほどいちゃついてもないしね。
2015/01/18 08:19



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