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1月7日 七草粥
みんなで七草を取りに来ました

李「七草粥作るから七草を取って来いと秋生からのお達しだ。いいか、くれぐれもふざけずにさっさと取ってさっさと帰るからな」
華「ほら。微妙に体力が回復するぞ」
李「どこの薬草だ。ふざけるなって言ったろ」
華「ほら。水辺に生えてて触れたら弾けて回復するタイプのやつ」
李「回復ツユクサはいらない。ふざけるなって言ったよな?」
華「ほら。まれに毒が治るぞ」
李「解毒草を七草粥に入れる気か?良い加減にしろ」
華「火薬系の調合に使うやつ」
李「火薬草を入れてどうするんだ?鍋を燃やすのか?」
華「眠くなる」
李「ネムリ草なんて入れたら味わう前に寝るだろ。マジで良い加減にしろよ。もう相手にしないからな」
華「辛い」
李「はいはいトウガラシトウガラシ」
華「投げやりになったらそこで試合終了だろうが。真面目にやれ」
李「お前が真面目にやれ!」

双「華蓮は何か探す時にはあれやらないと気が済まないのかね?」
深「だな。あいつの中では必須の過程なんだろ」
侑「文句言いつつ全部返してあげてるいっきーにとってもね」
双「にこいちとは正にこのことだな」
侑「なんだかんだ仲良しこよしだよねー」
深「どうだろうな。世月がいない今、あのままヒートアップしたら…」

李「ぶっ潰す」
華「上等だ掛かってこい」

深「まぁ、ああなるわな」
双「えぇ…。何で急にガチ喧嘩モード?」
侑「この一瞬の間に何があったの」

春「こらー!あんまり悪さしてると呪いしばいちゃうぞ!って世月さんが言ってますよー!」
桜「いつくんと夏川先輩の真横で満面の笑みですよー!」

李「俺はセリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラをこっちで探す」
華「じゃあ残りのホトケノザ・スズナ・スズシロは俺があっちで探してくる」

侑「何という結束」
深「神無くして神の使者有りってか」
双「こりゃ俺たちの出番はねーな。待ってりゃ5分で終わる」



そして七草の採取はものの1分で終了しましたとさ。
ちゃんちゃん。

2021/01/07 08:26



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