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8月3日 はちみつの日ーsecond
要と龍遠と捷

要「今年こそ大晟にはちみつぶっかけで食べるぞ!」
捷「懲りねーなお前も。どうせフルボッコにされて終わるだけなのによ」
龍「でも最近の大晟さん、要に甘々だからね。万一ってこともあるかもしんないけど」
捷「いやー、流石になくね?ハチミツなんて妙に体に張り付いて気持ち悪い部屋汚れるしアリとか寄ってくるし最悪なんだぞ」
要「でもそれなら、チョコと似たようなもんじゃん」
捷「全然違う。チョコは固まればすぐ取れるけど、ハチミツはそうはいかねぇだろ。髪の毛とか絡まって風呂で落とすのにも大苦戦するし、独特な匂いも桁違いだし、ろくな事ねーぞ」
龍「……あのさ、まさか体験済みなの?」
捷「え?……そうじゃないかな?的な」
龍「いや絶対体験済みだよね?ついでに言うと、チョコと比較できるってことはチョコも体験済みってことだよね?」
捷「……そうじゃないかな?的な」
要「まぁ看守はぶっ飛んだ変態が多いからな。看守と遊びまくってる捷ならあり得なくはねーよな」
龍「それにしたって普通そんなこと容認する?あと同じことやろうとしてた時点で要にはぶっ飛んだ変態って言葉がダイレクトにブーメランしてるからね」
捷「……あれは事故でして」
龍「いやいやいや事故って。ハチミツ工場で働いててハチミツの大量に入った機械がひっくり返って頭から被って仕方ないから体ごと食べようかとかそんなどこのエロ漫画?みたいな展開になったとでも?」
要「その手があったか!!」
龍「ないよ!このおバカ、また俺が変な知識吹き込んだってキレられる……って以前に、ハチミツ工場なんてないもんね。てことで、そんな下手な言い訳じゃなくて正直に白状しなさい」
捷「いや…本当に事故なんだって。工場じゃなくてさ、キメラんとこの看守にミツバチ飼ってる看守がいんだよ。元々の目的はミツバチと爬虫類の融合種を作ることなんだけど、何十個も巣箱設置してそこからハチミツもとってんだ」
要「相変わらず気持ち悪ぃことしてんなあの地区」
龍「本当に、聞くだけで吐きそう。…それで?」
捷「俺が助っ人でその地区に行った日に、ちょうどハチミツの収穫をしてて…まぁ後は、ほぼほぼさっき龍遠が言ってた通りですけど」
要「結局一緒なんじゃねーか」
捷「一緒って言うな。決して自ら望んでそうなった訳じゃねぇし、もし仮に提案されてたら断ってたし。だからあれは不可抗力というかなんというか」
龍「そこはハチミツ塗れになった後でも断りなよ。結果的に容認してるんだから過程がどうあれ一緒だし、そのうち変なもの盛られて痛い目みるよ?」
捷「1回麻薬キメられてからは気をつけてるから平気だよ。最近はそんな遊んでもねぇし…あと、ハチミツの件は変態看守ってわけでもなかったから押し負けただけだし」
龍「あのね、麻薬キメられたとか下手しトラウマレベルの事だし、そんな軽いニュアンで言うことじゃないからね?」
捷「だからちゃんと気をつけてるって」
龍「当てにならないけど」
要「ちなみにチョコはどういう経緯で?って聞きたいとこだけど、その前にキメラ地区に大晟連れてって不慮の事故でハチミツぶっかけてヤらないといけねーからそれはまた今度な!」
捷「はぁ!?バカやめろ!んなことしたら俺が大晟さんに殺されるだろうが!!」
要「やめるわけねーだろ!待ってろ大晟、待ってろハチミツ!ひゃっほー!」
捷「ちょっ、すげぇスピードで走ってったんですけど!?」
龍「どんまい。まぁ、今度からは変態看守の変態趣向はちゃんと断って、ノーマルなお付き合いをすることだね」
捷「だから、変態看守じゃなかったから押し負けたって言ってんだろ…。もし本当に大晟さんに殺されそうになったらぜってー巻き添えにしてやる!!」


この牢獄は変態たちの巣窟ですね。

2020/08/03 13:40



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