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日常 | 小話 | 落書



2月12日 レトルトカレーの日━second
大晟がキメラ事件を追求する日

大「去年の話を覚えてるか」
要「逆に聞くけど、俺が覚えてると思う?」
大「失格、退場、絞首刑」
要「最後最後!退場まではまだしも絞首刑は流石に酷い。てか追い出さないで、いさせて」
大「……カレーの話からキメラウイルスの話になったろ。結局のところ、誰がそれを納めたんだって話だ」
要「ああ、思い出した。監視カメラの映像を手に入れるって言ってたあれか」
大「そうだ」
要「手に入ったのか?」
大「入った。そして見た」
要「どうだった?」
大「墓場まで持っていく事にした」
要「え!?一体何があったんだよ!?」
大「……いいか、世の中には知らない方が幸せなこともあるんだ。俺はペットは最後までちゃんと世話するから、お前がキメラになっても面倒は見る」
要「……は!?」
大「お前だけじゃなくて、全員まとめて面倒見てやるから安心しろ」
要「え!?何でそんな話に!?……俺キメラになんの!?ええ!?」


真「椿くん一緒に探して見たんでしょ?本当はどうだったの?」
椿「いやーそれがさ、キメラしかいなくてよ」
真「は?」
椿「監査カメラも壊されてたから、最終的にどうなったかは分からねんだけどさ。壊される直前に映ってた映像には人間が一人もいなくて、暴れてるキメラと倒れてるキメラで一面埋め尽くされてたんだ」
真「え……」
椿「まーでも、俺はキメラの死体の下とかに埋まってただけだと思うんだけどね。転がってるのに紫の目のキメラとかいたけど、まぁキメラだしね」
真「…………聞かなかったことにしよう…」



真実やいかに。

2020/02/12 08:15



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